人間は体(見えるもの、触れられるもの、そして限りがあり、いつかは塵に戻ってしまうもの)、魂(心を表しているもの、感情の源であり、ここでの人生でした決断によって行先が定められる)そして、霊(知性、考える力)で作られています。
人間が体、魂そして霊でできていることは科学の本では書かれてありませんが、一番大事な本に書かれてあります。それは聖書です。そしてそこで使徒パウロがこのように言いました。「…主イエス・キリストの来臨のとき、責められるところのないように、あなたがたの霊、たましい、からだが完全に守られますように。」テサロニケ人への手紙 第一 5.23
私たちの霊に色々な考えが蓄えられていて、人間の人生がどのように進んでいくかが決まります。霊で相手がよい意図があるのか、悪い意図があるのかを識別することができます。そして、霊によって家族、友達や将来結婚する人を憧れ、そのような人に近づくことができます。このような決断はいろんな考えが合わさってできるものです。だから、多くの人は相談に乗って欲しかったり、アドバイスを欲しがったりします。モチベーションをあげるものを探しますが多くのときには間違ったものを求めてしまうのです。
変化を求めて
あなたの問題が何であれ、経済的にうまく行かなかったり、あと少しで離婚してしまいそうだったり、あなたを悩ませてしまう子がいることだったり、健康的に悪化していくばかりだったりするのかもしれません。多くの人はその変化を求めます。しかし、その願いを叶えたいことを理由にして、ヒーローや救ってくれる人を探してしまいます。それもギデオンの望みでした。
御使いが彼と話したときに、彼は文句しか出てきませんでした。しかし、御使いが「行きなさい、何とかしなさい。私が共にいる」と言ったときには何も答えることができなくなりましたが、言い訳をしました。ギデオンはその問題の解決が欲しかったのですが、彼にはすべてが完成された解決策が欲しかったのです。それは人間によく起きることです。人間はただ苦しんでいて自分を救い出すスーパーヒーローを探していますが、「自分で変化が起きるために何かしないと」とは考えないのです。
ギデオンはイスラエルの民をミディアン人から救い出す力がありましたが、自分が苦しんでいる問題と自分が感じる劣等感ばかりを考えてしまっていました。しかし、イスラエルの状況が変わる前に彼は自分の霊(考え方)を変える必要がありました。自分の考え方、信じるもの、やる気を変える必要があります。あなたの中のあなたが聖霊様と繋がっている必要があります。
ギデオン変わったのは聖霊様が彼を覆った時です。(士師記 6.34)
彼に前恐怖があったのであれば、敵を勝つためにただ300人いれば十分だという確信が生まれました。彼の霊が変わってから戦争に行って、敵を倒すことができました。聖霊様に覆われたとき、考え方が変わった時にイスラエルの状況が変わりました。
今でも変わっていない
真実は一つです。自分の霊を聖霊様に帰ることによって、つまり、私たちの人間の考え方を神様のものに変えることによって、行動が変わり、そのことによって人生も変わります。