世界中でパンデミックが原因で経済に影響が出ているのと同じように日本でもその影響が出ています。企業の規模関係なしに様々な被害が出ているだけでなく、多くの失業者も出ています。
半年あまりで約50万人もの人が職を失ってしまっています。
国内にいる失業中の“出稼ぎ労働者”の間でも言葉の壁が一つの大きな問題となっています。
厚生労働省のとある調査によると、国内で最低賃金より少ない給料で暮らしている家庭が増加している傾向がみられています。
さらに失業件数が1%上がるごとに少なくとも年に三千人もの自殺者が出るという統計も出されています。
近年、生計の傾きで苦しむ女性の多くがうつ病と自殺願望をかかえる傾向が増えています。このこともあって、頻繁に子供を抱えながら炊き出しや食品寄付を受けられる場所を訪れる母親の姿が見られています。
残念ながら多くの人は助けを求めず、家柄や近所付き合いを気にして、苦しい生活を送っています。
また、メディアではあまり放送されない現実があります。ホームレス、家がなく道端で何とか生活している人々も少なくないのです。
パンデミックが世界規模で及ぼした経済的な反響、倒産もまた一つの苦しい現実です。赤字が続き、多くの家庭が直接的に影響を受けています。
国内でコロナなど様々な理由で困難な状況にいる人々に支援を届ける目的で今週の木曜日・5日、浜松市内でユニソーシャル主催のイベント、「困窮にドリブル」を開催しました。
この現状を前に多くの方々が孤独を感じ、見捨てられていると思い込んでいます。このことを踏まえると、うつ病患者が増える理由の一つだということが分かります。
リベイロ牧師はこの日、主イエスの愛と正直にこころを開いて主を求める者を決して忘れないことを強調して話を進めていきました。
「しかし、わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る。」ヨハネ書4:14
イベントに参加された千人以上もの方々は全員食料だけでなく、精神的な糧を受ける事ができました。
実際にこの日、岐阜県から来られたグレイシアネさんもその体験を話されました。
「もともとこころが重く感じていて、このようなイベントに参加したのは初めですが、ユニバーサルキリスト教会がしてきていることへの感謝を表せる言葉はありません。本当に受け入れてくれたと感じます。経済的に厳しい状況など、とにかく助けが必要なのになかなか言えないこともありますが、ここでは助けてくれる人々に出会うことができて、その支援の食品をもらうことができました。今難しいこの状況を乗り越えるためのものだと信じています。食料より、私は魂の為の糧となるものを受ける事ができました。本当に軽くなって幸せに変えることができます。」
体育館での試合もまた、歓声が多く響きました。
リベイロ牧師とご友人型のチームは対戦チームを8対1で勝ち抜きました。
次に全国から集まった各チームでの対戦も行われました。
このイベントではおよそ5トンもの食品が寄付され、400ものセットがつくられました。セットはそれぞれ、全国で必要としているご家庭に配られる予定です。
そして、来られた約千人もの方々は食品だけでなく、支援と共に主イエスが教えた通り、自分達の時間・愛・敬意・道徳・隣人愛を届けるためにイベント会場まで足を運びました。
この「困窮にドリブル」は、団結は力を生み、支援するのには超えられない壁はないことをさらに確証しました!
詳しくは、最寄りのユニバーサルキリスト教会までお電話ください。
☎ 080-9725-1661
本部: 静岡県浜松市中区北寺島町211-19